2025-04-17藤井
“読ませる”だけじゃない、文字のデザイン力
日常の中でふと立ち止まって、“文字”について考えてみたくなる。
そんな瞬間があってもいいのでは?と思い、この記事を書いています。
WEBデザイナーとして働くようになってから、あらためて実感するのは「フォントの持つ力」です。
同じ文章でも、選ぶフォントによって伝わる印象や雰囲気が大きく変わります。
例えば…
明朝体:伝統的で格式高く、信頼感や繊細さを感じさせる
ゴシック体:モダンで力強く、カジュアルさやインパクトを与える
手書き風フォント:親しみやすく温かみがあり、柔らかな印象を演出
さらに、フォントの太さやサイズ、文字間のわずかな違いでさえ、デザイン全体のトーンや伝えたいメッセージのニュアンスに大きく影響します。
だからこそ、フォント選びはとても奥深く、クリエイティブな作業です。
クライアントの想いやブランドの個性を、文字という「かたち」で可視化していく過程は、デザインの醍醐味のひとつだと感じています。
最近ではGoogle FontsやAdobe Fontsなど、幅広いフォントを手軽に使える環境が整い、表現の幅が本当に広がりました。
普段、あまり意識せずに見ている“文字”も、少し目を向けてみると、デザインや心理的な効果など、さまざまな発見があるかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの日常にも、ちょっとした“文字”の楽しみが見つかりますように。