2024-09-12入舩
なぜ古武術は日本人ならではの身体操作に着眼し発展していったのか？
幼い頃、空手を習っていた名残りで、現在も格闘技や武術の試合を見るのが好きなのですが、先日とある古武術の先生が「なぜ古武術は日本人ならではの身体操作に着眼し、発展していったのか？」について語っている動画を見ました。
例えば、重いものを持ち上げる場合、西洋だと筋トレして重いものを持ち上げるパワーをつければいいという合理的な考え方に対し、日本人は小さな体で重いものを持ち上げる際に、どんな体の使い方をすれば小さな力で重いものを持ち上げられるか、身体をどう操作すれば人間の100％の力を出すことができるのかを突き詰めてきたとのことでした。
深く思考することで、新しいものを生み出したり、効率的なフローを作り出すことに長けた民族であるわたしたち日本人は、近年経済力も落ち込み様々な問題を抱えてはいますが、DNAに刷り込まれた粘り強さでこれからも発展していくと感じたお話でした。