2024-08-08川崎
世界は見てないようで見ている
先日の株価と為替の乱高下を見ていると、世界が日本の政府系の動向をシビアに見ていることが感じられました。政策金利が0.25%引き上げられ、実質賃金が2年近くマイナスでスタグフレーションに近い状況であるうえ、アメリカの利上げ据え置き決定後の雇用統計がマイナスで発表されたことが重なり、乱高下状態となりました。
このような状況を見ると、政策が国や国民の将来を決める重要な要素であり、それを見極める者が自分のポジションを変更するのだと改めて感じました。
最近では、居酒屋でも金利やGDP、雇用、また政府のポジショントークについてYouTubeの影響で話題になることが増えてきました。昔はあまり語られることがなかったこれらの話題が取り上げられるようになり、良い傾向だと思います。
メディアの垂れ流し情報による洗脳やミスリードの影響は徐々に薄れてきており、
整合性の取れない発言がポジショントークであると見抜かれるようになってきたと感じる今日この頃でした。