2024-06-12入舩
ターゲティング広告配信にはユーザーへの配慮が必要
最近、特にGoogleやYahoo!といった検索エンジンで興味のある物を検索すると、検索した商品が別のサイトで広告として表示されるスピード・精度があがっているなと感じています。
この仕組みはターゲティング広告と呼ばれる広告プログラムによるもので、配信側としては見込み客を取り込む利便性があるものの、何度も同じ広告がどのサイトに行っても表示されるため、鬱陶しいと感じているユーザーも多いのではないでしょうか?
GoogleもYahoo!も表示回数を設定する機能がありますが、ユーザーに対する配慮不足で配信の回数が多すぎると、ストーキングにあっているような気持ち悪さを感じるユーザーも多く、せっかく興味のある物や商品、そしてブランドに対しネガティブなイメージを持たれてしまいます。
同一ユーザーに対し表示回数の上限を正しく設定し、リスト化機能と合わせて活用することで、あまり見込みのないユーザーを排除し、訪問期間や訪問ページなどを細かく設定したリストを作成し、配信のバランスをとることが重要です。
ターゲティング広告の配信では、個人情報まで収集してはいませんが、不安感を与え、会社や商品のブランディングまで損なうことを念頭にしっかりと配信設定をおこなうことが大切だと感じています。
また近年、ターゲティング広告を表示させないブロックツールも普及し、広告の効果も低下していると言われています。配信する側としてはブロックツールへの対処法を検討することも大切ですが、ユーザーの立場にたったほんとうに有益で喜ばれるような配信となるような配慮が必要なのではないでしょうか?