2024-06-10川崎
半年前に書いた記事の検証
「予測の難しさは未来にある」とことわざがありますが、事実を積み上げて行けばある程度先までは予測が可能となると私は考えています。
半年前に書いた「https://www.ilj-blog.jp/blog_detail.php?no=3092」では、「日銀は長期金利も上げるそうです」と書きましたが、ここもしっかり上げてきました。また、「来年6月めどに減税」も実行時期が遅く、かつ事務作業の負担などもあり、GDPを押し上げる効果も微々たるものだと思います。
さらに、「電気代の補助は5月分で終了」「高齢者の定義」などもあり、需要を押し上げる要素とマインドは少ないと思います。
政府も「電気代の補助は5月分で終了」「高齢者の定義」が事実と違うマイナス要因が流れているならば、すぐにでもアナウンスを流し、消費マインドを下げない努力も必要だと思いますが、政府はステルス増税・隠れ保険料アップなどに躍起で可処分所得を減らすことに力を注いでいるように私は思います。
これらを積み上げて行くと、日本の経済成長の未来は暗いです。
前回結びの言葉で「いや、多分この先にもっとすごい対策を検討しているのでしょう!!」と書きましたが、期待を裏切る対策ばかりで財布の紐は固くなる日々が続きそうだなと思う今日この頃です。